OCT事業について

当社は2014年創業当時より,国立大学法人和歌山大学の尾崎研究室(尾崎信彦准教授)との共同研究契約を締結し,QD-SLDチップのファイバ結合およびパッケージング,光学設計・機械設計等でご協力しております.
和歌山大学で開発された広帯域QD-SLDは,多波長量子ドット構成技術により実現された,極めて革新的な技術です.この広帯域光源によりOCT装置の計測分解能が格段に向上し,高精度な測定が可能となりました.結果,医療分野(循環器内科・整形外科・皮膚科等)への応用が大いに期待されるほか,産業用分野では複数層におよぶ塗装や半導体レジスト膜等の高精度薄膜測定への利用も期待できます.