BU-66EMは可視光領域撮影用・電子増倍機能冷却CCDカメラです。2段ペルチェによる冷却が効率よくEMゲインを上げます。

速度優先の12ビット両読み出しモードと画質優先の16ビット片読み出しモードの切り替えにより、メディカルサイエンスやライフサイエンス分野などサイエンティフィックにも最適。

画像記録用インターフェースと組み合わせると、ビデオレコーダーのように使用することも可能。

 

 

 

特徴

  • 小型・低価格な冷却EM-CCDカメラ
  • 16ビット/12ビット階調を用途に合わせて切り替え可能
  • 2段ペルチェによる強力冷却
  • USB3.0標準、Matrox Solios/Radientにも対応
  • 画像記録用インターフェース(BPU-30)により録画,再生可能
  • MATLABやLabVIEW,VC++,VC#,VBからカメラを制御可能
  • ExcelやImageJ上で直接撮影するカメラドライバあり

 

分光感度特性

仕様

製品名 BU-66EM-VIS
CCD素子 KAE-02150(対応波長:370~1000nm)
ピクセル数 1920×1080(ピクセルサイズ:5.5×5.5µm)
ゲイン機能 1倍,2倍,5倍,10倍,20倍
冷却方式 2段ペルチェ冷却(水冷機構付き)
冷却温度 外気温-30~-40℃,水温-35~-40℃
A/D変換 1×1ビニング 2×2ビニング
  12ビット 15fps 25fps
16ビット 4.2fps 7.9fps
露光時間 1ms~18時間
レンズマウント Cマウント(2/3″型)
インターフェース パソコンダイレクトUSB3.0(カメラ標準)
  BPU-30による録画 1ms単位のサイクルタイムが指定可能
パソコンへの転送USB3.0 録画しながらファイル保存する機能により長時間録画も可能
PCIによる連写 カメラ最速周期で撮影毎のデータを分析可能
Matrox Solios/Radient パソコンとカメラ間を長くすることが可能
ビニング機能 標準2×2,オプション4×4,8×8,16×16(XYの任意組み合わせ不可)
外部トリガ・オプション 外部信号による同期撮影、露光時間制御
マルチ動作対応・オプション 1台のパソコンでカメラ複数台同時動作