製造元:(株)オプセル

携帯カメラレンズなど微小レンズのレーザ偏芯測定機

 

◆特徴

 

①半導体レーザ使用によりレンズの透過偏芯と反射偏芯を高精度に測定できます.
②パソコンに接続された簡単な操作で測定でき独自のアルゴリズムで偏芯量を演算します.
③CSV形式でデータ保存できます. 
④レンズ口径2~15mmまで測定可能でDカットのレンズも対応可能です.
⑤バックフォーカスと曲率をマグネスケールで読み取ることができます.
⑥お客様の披検レンズに合わせて観察倍率の仕様を変更(工場出荷時)することも可能です.

 

◆基本仕様
項   目 内     容
偏芯測定方式 レンズ外周基準でのレンズ回転計測方式
偏芯計測 透過光測定、反射光測定を専用ソフトで計測
バックフォーカス、曲率測定 スケールカウンタによる読取測定
透過光、反射光光源 半導体レーザ λ:650nm クラス2
対物レンズ種類 4種類交換可(5,10,2,50倍)
披検レンズの口径と焦点距離 2~15mm、f=2~140mm
計測用CCD 1/3インチ 41万画素
計測用パソコン WindowsXP USBポート2個使用
装置本体外形(W×D×H) 300×300×650mm
装置本体重量 18kg
装置使用電源 AC100V 3A

 

◆偏芯の測定精度

測定精度は披検レンズとの焦点距離により異なります.
焦点距離が2mmと140mmの測定を例に下表に示します.

レンズ回転部

披検レンズの焦点距離 [mm] 2 140
偏芯測定範囲 [arcsec] 580×773 55×73
偏芯測定分解能 [arcsec] 2.5 0.25
バックフォーカスの測定範囲 [mm] 0~140

 

◆オプション

 

バックフォーカス自動測定システム,レンズ回転自動化システム など